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「M&A業界への未経験からの難易度は高い」と言われている中、エージェントを利用してM&Aアドバイザーになった方にインタビューするこの企画。今回は、新卒でM&A総合研究所に入社された中尾圭希さんに、就活時の課題やお悩み、エージェントを利用してみた感想、未経験から実際にM&Aアドバイザーとして働いてみた所感などをお話いただきました。
お話を聞いたのはこの方…
中尾 圭希さん
M&A総合研究所企業情報第一本部第七部主任。新卒でM&A仲介業界に就職。
目次

学生時代、家族でよく行っていた旅館がありました。しかし、大学3年の時に後継者がいないという理由でその旅館が廃業してしまったんです。お客さんも多くて賑わっていたのに、突然つぶれてしまったのがショックでした。
この出来事をきっかけに、日本には同じように後継者不足で廃業する会社が多いことを知り、そうした会社を救う仕事がしたいと思いました。そして、その答えがM&A業界にあると感じ、志望しました。

M&A業界のOBがほとんどいなくて、情報を集めるのが難しかったんです。色々話を聞きたかったのですが、見つけられなかったので自分でSNSを使って探しました。そこでM&A仲介専門の転職エージェント・キャリアラダーのアドバイザーさんを見つけて、「面接練習をさせてもらえませんか?」とDMしました。
キャリアラダーさんには、まず面接対策を徹底的にサポートしてもらい、その後にM&A総合研究所を紹介していただきました。当時はまだ上場しておらず、ホームページくらいしか情報がなかったのですが、担当者の方が働き方や会社の動きについて詳しく教えてくれたのがとても助かりました。
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実は、当時は新卒採用がなく中途のみの採用と知っていながらもダメ元で応募しました。選考過程では、こちらから気になることを聞くスタンスだったので、普通は聞きづらいお金のことなども遠慮せずに質問できました。
社長の佐上が創業から「4年で上場する」いう目標を持ち続けて達成したという話に感銘を受け、入社を決めました。
まず魅力に感じたのは、1年目から現場に出られるところと、自分が「新卒1期生」として働けるところです。自分より成果を出している先輩が周りにたくさんいて、その姿を見ると、もっと頑張らなければ!と刺激を受けます。給料がダイレクトに成果に反映されるので、モチベーションが高い人たちと一緒に働けるのは大きな励みです。
先輩たちは、自分から相談すれば親身に教えてくれ、スキルを身につけるための環境が整っています。自分から積極的に取りに行けばいくらでも成長できると感じています。一方で、新卒は社会人経験がないため、営業力が中途の人に比べるとまだまだで、最初はかなり苦労しました。

M&Aアドバイザーになって一番成長したと感じるのは、「考える体力」がついたことです。私は普段、面倒くさがりなところがあり、物事を深く考えるのが苦手でした。しかし、この仕事では思考を止めると案件がうまくいかないので、特に最終局面では、1時間の面談のために事前にしっかりとシナリオを立て、どう伝えるかを考え抜く必要があります。そうした訓練のおかげで、思考力が鍛えられたと思います。
逆に苦戦したのは、オーナーに対する言葉の選び方です。私はストレートに物事を伝えるタイプなので、悪い事象を伝える際に、どう伝えるかで悩むことが多かったです。上司が伝えると同じ内容でもうまく伝わるのに、自分が伝えると伝わりにくかったり。日本語の表現力や伝え方をもっと学ばなければと痛感しました。

「人たらしな人」というか、相手のことを知ろうとできる方だと思います。そもそもM&Aの意思決定自体が、オーナー社長にとっては人生で1番2番くらいの大きな意思決定になるので、社長のことも事業のこともよく知らなければいけないですよね。もっと良く知りたい!という人はとても向いていると思いますが、人にあまり興味がない人は向いていないと思います。
M&Aアドバイザーのやりがいを感じる瞬間は、やっぱり交渉がうまくいったときです。M&Aは通常1年ほどかかる長いプロセスで、その中での一つ一つの経験が新鮮です。オーナーたちはプロとして接してくるので、こちらも十分な知識と準備が必要です。交渉は特に難しく、社長たちは長年の経験から巧みに交渉してくるため、変なことを言うとすぐに見透かされてしまいます。そこで、部長と相談しながら一つ一つの面談に挑んでいます。
また、M&Aは扱う金額が非常に大きく、そのため利害関係者の調整も重要です。ロジックだけでなく、社長の感情面にも配慮する必要があり、このバランスを取ることが非常にやりがいを感じる部分です。

中途入社の方は、前職で営業力を培ってからこの業界に入ってきます。営業力の差はあれど、知識面では新卒と横一線です。ですから、知識を身につけるためのモチベーションが高く、心を入れ替えて一から頑張る人が活躍しています。特にハングリー精神のある方は強いですね。
将来的に起業やコンサル、マーケティングに進みたいと考えている方もいると思いますが、根本に必要なのは営業力です。コンサルでも、案件を取ってくる人が強いですし、マーケティングでも営業のヒアリングが重要です。
営業力は最初のキャリアとして非常に価値があり、特にM&A業界では商材の金額が大きく、利害関係者も多く、論理だけでなく感情面にも対応する必要があるため、非常に良い選択だと思います。

営業を始めてから約1年2ヶ月経ちますが、まずは2年間で3件のM&Aを成功させたいと考えています。現在は小規模な中小企業を担当することが多いですが、将来的には数十億規模の中堅から大手企業を対象にしたM&Aを目指したいです。
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