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志望動機

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ここではM&A仲介の志望動機を考える、伝える際の重要なポイントについて解説しています。

目次

M&A仲介が採用活動時に見極めているポイント

この業界で働き続けることができるのか

高収入が期待でき、論理的思考や交渉力などのスキルを磨ける点が魅力のM&A仲介ですが、成果が出るまでに1年以上かかることが一般的であり、その間に収入が増えない場合もあります。この業界で活躍するための覚悟や強い意志がないまま飛び込んでしまい、早期に離職してしまう方も珍しくありません。

そのため企業は、求職者が前職の退職理由と同じ理由で再び離職しないかを慎重に見極めようとしています。前職の退職理由をM&A仲介業界でどう克服するのか、その覚悟があるのかを面接官に伝える準備が必要です。

転職理由に一貫性と具体性があるか

面接時には、自身の過去のキャリアと応募先企業での将来像に一貫性と具体性が求められます。これはM&A仲介の仕事は複雑な取引を分析し、戦略を立案する必要があり、論理的思考力が重要視されるからです。

この一貫性と具体性が不足していたり、説明にずれが生じたりすると、論理的思考力が不足していると見なされ、評価にマイナスがついてしまう可能性があるのです。

志望動機を考える際の5つのステップ

では志望動機に一貫性と具体性をどのように持たせればよいのか、解説をしていきます。

①転職理由・転職活動の軸を明確にする

まずは、転職を考えるきっかけを明確にすることが重要です。例えば「現在の会社ではこれ以上収入が増えないと感じた」「社内でトップの成績を維持しているため、さらなる挑戦を求めたい」など、現職の課題や不満を具体的に洗い出します。

次に、それらの課題が現職の環境では本当に解決できないのかを慎重に検討し、現在の不満の中で特に「これだけは解消したい」というポイントを明確にしましょう。それが今回の転職活動の軸となります。この段階で「現職のままでも問題ない」と感じる場合は、転職を再考することをお勧めします。

転職は必ずしも成功するとは限りません。M&A仲介は緻密な調査やクライアントとの密なコミュニケーションが求められるなど、非常に厳しく難しい仕事です。曖昧な気持ちのままでは、満足のいく結果を得るのは難しいでしょう。

②なぜM&A仲介なのかを明確にする

転職の軸が明確になったら、次に「なぜM&A仲介業がその解決策となるのか」を論理的に考える必要があります。志望理由をM&A仲介業への興味だけで語る人がいますが、それは本当の志望理由とは言えません。必ず、自分の転職の軸に対して、M&A仲介業が最も適している理由を具体的に伝えることが大切です。

また、唐突な回答は避けるべきです。例えば、過去の行動や経験に裏付けがないにもかかわらず、「後継者不在問題を解決したい」といった大きな目標を掲げると、転職の軸が曖昧であると判断される可能性があります。

重要なのは、「自分の転職の目的を満たすのがM&A仲介業である」という論理的な順序を崩さないことです。転職の軸を基に、なぜその目的がM&A仲介業で達成できるのかをしっかり説明し、一貫性のある志望理由を組み立てることが求められます。

③他の業界と比較してなおM&A仲介を選ぶ理由を明確にする

自分の転職の軸を満たす業界は、M&A仲介業界だけとは限らないはず。それは面接官も把握しているので、あなたが他の業界についてもしっかり研究し、比較した上でM&A仲介業を選択したことを伝えることが重要です。

その際、他業界とM&A仲介業のそれぞれの特徴を踏まえた上で、M&A仲介業が最も当てはまる要素が多かったことを示すと、志望度の高さを納得させることができます。

このアプローチを取ることで、M&A仲介業界への志望が深く考え抜かれた選択であることが伝わり、説得力が増すでしょう。

④なぜその会社なのかを明確にする

M&A仲介業界の中でも、なぜその企業を選んだのかを明確に伝えることが重要です。その際、企業の特徴をただ羅列するのではなく、自分のこれまでの経験と照らし合わせて「自分にとって最適な企業」であることを論理的に説明する必要があります。

例えば、組織の成長を実感することがやりがいに繋がったのであれば、成長中のベンチャー企業。1件目の成約に苦戦したが、その後トップクラスの成績を上げた経験がある場合であれば、1件目の成約が早い会社を選ぶといった具合です。

重要なのは、自分の経験や価値観と企業の特徴を結びつけ、その企業で最大限のパフォーマンスを発揮できると確信していることを示すことです。

良くない例としては「AIやDXによって業務効率が向上し、顧客対応の時間を最大化できるから」というように、企業がアピールしている強みや特徴をそのまま述べるだけで、自分自身の志望理由と直接結びついていないケースが挙げられます。

⑤他に受けている会社とその理由を明確にする

採用面接では他社の選考状況について必ず聞かれます。この際、応募先企業の特徴や、自分の転職軸をしっかり理解した上で回答することが重要です。もし、自分の軸と合致していない企業を挙げてしまうと「うちの会社でなくても良いのでは?」と疑問を持たれる可能性があります。

例えば、ベンチャー企業を志望しているにもかかわらず、他の志望先として大手企業を挙げると、業界や企業研究が不足している、または転職軸に一貫性がないと見なされる可能性があります。

すべての企業から内定をいただいた場合、最終的にどのように選ぶかについて質問されることがあります。その際、安易に「第一志望は御社です」と伝えるのではなく、比較基準をあらかじめ設けておくことが重要です。もし「第一志望」と自信を持って言えない場合でも、「最終的には誰と働くかが重要だと考えており、面接や面談を通じて判断したいと思っています」といった伝え方をするといった方法もあります。

M&A業界の最新動向と課題を知っておくのもおすすめ

M&A業界の課題を知ることで業界への理解を示せる

M&A業界は拡大を続ける一方で、さまざまな課題にも直面しています。日本国内および海外市場においてM&Aに対する規制が強化されており、企業はより厳格なコンプライアンス対応を求められています。また、業界内の競争も激化しており、大手投資銀行や独立系M&Aアドバイザリー会社が積極的に市場へ参入する状況が続いています。加えて、経済状況の変動による影響も無視できず、金利の上昇や世界経済の不安定化がM&A市場に与える影響が懸念されています。

志望動機を作成する際には、これらの課題に対する自身の見解や対応策を述べることで、業界への深い理解を示し、企業に貢献できることをアピールできます。

最新の業界トレンドで志望動機の説得力が増す

近年、日本のM&A市場は拡大を続けており、特に事業承継型M&Aの増加が顕著です。中小企業の後継者不足を背景に、企業の存続を目的としたM&Aが活発に行われています。また、クロスボーダーM&Aも加速しており、日本企業が海外市場へ進出する手段として、グローバルM&A案件が増加しています。さらに、DX(デジタルトランスフォーメーション)関連のM&Aも注目されており、企業がIT・テクノロジー分野の強化を目的として買収を進めるケースが増えている状況です。

これらのトレンドを理解し、自身のキャリアと結びつけることで、志望動機により説得力を持たせられます。

M&A仲介で求められるスキル

財務・会計に関する知識

M&Aは企業や事業の売買が主となる業界ですが、その売買金額を決定づける要素の多くを「事業の収益力」と「資産・負債などの財務状況」が占めています。これらは企業の決算書や社内で管理されている損益情報などから知ることができますが、正確に企業の実態を読み取るためには財務・会計に関する知識が必要不可欠です。最低でも日商簿記検定の1級や2級相当の知識、可能であれば公認会計士や税理士レベルの知識が求められる業界です。

法律に関する知識

M&Aは企業間において行われる取引であり、対象となる企業や事業の譲渡にはさまざまなリスクが伴うことから契約書を締結することになります。企業や事業を買収したあとに求めていた効果がきちんと得られるのかどうか、取引前には表面化していなかった債務がないかなど、想定外の事態が発生した際にどちらが責を負うべきかなども明確に定めておく必要があります。そのため、法律に関する知識も必要とされており、クライアントの目的に即した契約書作成支援を行わなければいけません。

営業力・コミュニケーション能力

M&Aの世界において、その譲渡が成立するかどうかは企業・事業の業績や内容はもちろんですが、交渉過程も大きく影響を及ぼします。企業間の取引といえども対応するのは「ヒト」ですから、コミュニケーションを円滑に取りながら、いい関係性を維持して進めて行く必要があります。場合によっては駆け引きをしながらよりよい条件を引き出すことも求められるため、営業を行った経験やBtoBビジネスにおけるコミュニケーション能力を有している方のほうがより高い評価を得られるでしょう。

M&A業界の志望動機の例文

例文①:金融業界からM&A業界への転職

私はこれまで銀行の法人営業部門において、企業の資金調達や財務戦略の支援を行ってきました。その中で、単なる融資や資金提供ではなく、企業の成長戦略の一環としてM&Aを活用する重要性を強く感じました。特に、後継者問題を抱える企業へのM&A支援のニーズが高まっており、単なる資金提供に留まらない企業成長支援に関心を持つようになりました。

貴社はM&A仲介業務において豊富な実績を持ち、特に中小企業の事業承継支援に強みを有していると認識しております。これまで培ってきた財務分析力や法人営業の経験を活かし、企業の成長戦略を支援するM&Aアドバイザーとして貴社に貢献したいと考えております。

例文②:コンサルティング業界からM&A業界への転職

私はこれまで戦略コンサルティングファームにおいて、クライアント企業の成長戦略策定や経営課題の解決を支援してきました。特に近年、多くのクライアントがM&Aを成長戦略の一環として活用しており、私自身もM&A案件の戦略策定やデューデリジェンスに関与する機会が増えてきました。

しかし、コンサルティング業務では戦略策定が中心であり、実際のM&A取引の実行フェーズに深く関与できないことに物足りなさを感じていました。そこで、M&A業務に特化した環境で、企業の成長を直接支援できるM&Aアドバイザーへの転職を決意しました。

貴社は国内外のM&A案件に強みを持ち、多様な業界の案件を手がけている点に魅力を感じています。これまでのコンサルティング経験を活かし、M&Aアドバイザーとしてクライアント企業の持続的成長に貢献したいと考えております。

例文③:金融/保険業界からの転職からM&A業界への転職

私はこれまで証券会社において、多くの顧客に対して金融商品・保険商品の提案・販売を行って参りました。個人・法人を問わず顧客対応を行う中においては経営者のお客様からさまざまな悩み相談を受ける機会があったのですが、事業承継を行いたいが後継者がいないというお話を聞いた時、何もサポートができない自分の無力さを痛感し、「多くの悩みを抱える経営者を助ける仕事がしたい」と強く感じるようになりました。

貴社ではM&A支援を手広く行われており、特に中小企業支援に強みを持っていると認識しています。これまで私が培ってきた金融に関する知識や営業経験を活かしながら貴社に貢献し、日本の中小企業における大きな課題である「後継者不足」を少しでも減らせるよう活躍したいと考えております。

例文④:営業/法人営業からの転職からM&A業界への転職

私はこれまで他社の商品・サービスの営業・販売を代行する企業において、個人・法人を問わず数多く営業活動を行って参りました。さまざまな商品やサービスを販売する中において、「企業経営」というものに興味・関心を持ったのですが、中には業績が苦しく破産・倒産を余儀なくされるような会社様もありました。そういった場面を目にした際、「自分でも何かできることはないか」とM&A業界に強く興味を持つようになりました。

貴社は豊富なM&A支援実績を持っており、未経験の人材も多く活躍していると認識をしています。私はこれまで積み上げてきた営業スキル・コミュニケーション能力を存分に生かしながら、新たな知識・ノウハウをどんどん吸収し、一流のビジネスマンとして貴社に貢献したいと考えております。

例文⑤:機械メーカーからの転職からM&A業界への転職

私はこれまで機械メーカーにおいて設計・製造や営業などを担当する業務を行っておりました。以前取引をしていた得意先の業績が苦しくなった際、M&Aによって会社としての業績も回復し、そこで働く従業員の方たちの待遇も改善したという話を聞き、地域経済並びに雇用・業界などあらゆる面で大きな影響を与える「M&A」という業界に強く惹かれるようになりました。

貴社では業界を問わず、企業価値・事業価値の向上を目的とした中小企業向けのM&A支援を行われていると認識しています。私がこれまで現職で積み上げてきた営業やマネジメントに関する知識を活かし、貴社やクライアント、地域経済に貢献できる人材になりたいと考えています。

例文⑥:商社からの転職からM&A業界への転職

私はこれまで飲食店や小売店に食料品を販売する商社に勤務しており、部下のマネジメントを行いながら自らも営業に回るプレイングマネージャーとして業務に従事して参りました。ある日、自身の勤務する会社が倒産する恐れがあるという話が社内に広がったのですが、最終的にはM&Aによって事業を継続することができ、私たち従業員の生活は守られることとなりました。この件をきっかけに強くM&A業界に興味を持ち、転職を検討することとなりました。

貴社では都市部だけでなく地方も含めた中小企業に対するM&A支援を多く行われていると認識しています。私がそうだったように、M&Aによって幸せになる方が一人でも増えるよう、私がこれまで積み上げてきた営業力・マネジメント能力を最大限に発揮し、貴社ならびに貴社クライアントに貢献したいと考えています。

論理の矛盾をなくすには
模擬面接が欠かせない

ここまでM&A仲介における志望動機の一貫性と具体性の持たせ方について解説してきましたが、最終的には自分の言葉で面接官に伝えなくてはなりません。一貫性と具体性にほころびがあれば、面接官はその隙をついてきます

その隙をなくすためには模擬面接がとても重要な役割を果たします。模擬面接を複数回実施することで、志望動機の矛盾点を把握することができ、一貫性のある回答を準備することが可能です。

模擬面接には転職エージェントを活用しましょう

模擬面接には、M&A仲介業界に特化した転職エージェントの利用をおすすめします。M&A業界の動向や採用基準を熟知しているため、実際の面接に近い環境でより実践的で効果的な模擬面接を受けることができるでしょう。

また、業界にマッチした具体的かつ一貫性のある志望動機や自己PRの構築も手厚くサポートしてくれるため、内定獲得に向けた準備を効率的に進めることができます

模擬面接で徹底対策を行う
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キャリアラダーはM&A仲介に特化した転職エージェント。M&A仲介業界に精通したキャリアアドバイザーが専属で転職支援を行なっており、各企業の特徴を押さえたアドバイスが可能です。応募者が本番に自信を持って臨めるよう、採用企業以上に厳しい模擬面接を実施することで知られています。

模擬面接のほか、書類作成、自己分析、企業研究の支援や情報提供などすべてのサポートを完全無料で提供し、さらに面談回数は平均30回以上に及ぶなど、手厚いサポートを受けることができます。

「できることは全部やりたい」
キャリアラダー代表インタビュー
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引用元:キャリアラダー公式サイト(https://careerladder.jp/)

               

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引用元:キャリアラダー公式サイト(https://careerladder.jp/)

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